生野ボルダー公式サイトです。生野ボルダーを中心に様々な情報を発信していきます。

クライミングをしながら自然と親しもう

ご紹介

夏でも涼しい生野ボルダーの山々。標高600mを超えるこの高原には、平地とは異なる自然の営みがあります。
段ヶ峰山系の一帯は生野高原と呼ばれ行楽地や避暑地となっています。

四季を通じて、山々は彩り豊かに姿を変えていきます。目で耳で肌で実感してみてください。

生野ボルダーの山々で生命を育む動物や植物たち

生野ボルダーに生息する動物

タヌキ
外見
説明最近は麓にも姿を見せるようになりました。
数も年々増え続けているとか。
夜行性なので、昼間はおやすみです。
ハクビシン
外見
説明木の上で暮らす動物ですが、
ボルダーエリアで足跡を見かけることもあります。
「白鼻心」の名の通り、鼻筋に通った1本の白線が特長です。
ノウサギ
外見
説明夏には茶褐色、冬には白色の毛並みをしています。
生野ボルダーでも、比較的よく見かける森も仲間です。
リス
外見
説明生野ボルダーで見かけるのはニホンリスです。
いつもキョロキョロしている森の愛嬌者です。
活発に活動する時間帯は、午前中です。
ウグイス
外見
説明鳴き声はお馴染みの「ホーホケキョ」です。
気候が涼しいので、生野ボルダーのウグイスは
春から夏まで鳴いています。
オオサンショウウオ
外見
説明国の特別天然記念物です。
生野町では「アンコウ」と呼ばれています。
噛みついたら雷が鳴るまではなしません。
※見かけても獲ったり、触ったりせず見るだけにしましょう。
ニホンジカ
外見
説明生野ボルダーで最もよく見かける動物です。
夜間と早朝に活動して、木の芽や葉っぱなどを食べます。
夜になると麓にも姿を見せること、しばしば。
ゴルフ場周辺の町道にも現れます。
早朝や夜間は飛び出して来ることもあるので、
車の運転も要注意です。

フィードサインを見つけよう

フィードサインとは

森の野生動物たちの多くは、人から姿を隠したり、夜行性だったりして、
クライミング中に姿をみるのは運次第と言えます。
でも、足跡や食痕などで彼等の生息は確認することができます。
こうした痕跡をフィードサインといい、間接的に動物観察の方法のひとつとして用いられています。

足跡


動物の種類も最も判別しやすいフィードサインが足跡です。
地面に足跡を見つけたら、サイズ、形、配列を調べてみましょう。

様々な動物の足跡

食痕

動物の食物の痕跡を食痕(しょくこん)といいます。
ニホンジカは、木の皮を剥ぐような痕跡を残します。

樹 – TREE

アセビ
外観
説明山道沿いに多く群生。
つぼ形の白い小さな花が咲きます。
花期は5月です。
有毒植物なので注意が必要です。
鑑賞だけにしてください。
ベニドウダン
外観
説明紅色の小さな花が咲きます。
花期は5月で、新緑も美しいです。
10月の中旬にかけて、鮮やかに紅葉します。
サラサドウダン
外観
説明別名フウリンドウダン。
花びらは薄い白色で、花冠が紅色に染まるのが特長です。
花期は5月です。紅葉も美しく彩ります。
タニウツギ
外観
説明別名ベニウツギ。
ずら科。日本全国の野山に分布する落葉低木。
淡紅色の花が咲きます。花期は6月です。
ヒメウツギ
外観
説明関東以南の山に分布する落葉低木。
ゆきのした科。生野ボルダー周辺での花期は6月で、

美しい白い花が咲きます。

クマシデ
外観
説明雌雄同株の落葉高木で、花期は新緑の5〜6月。
黄褐色の雄花序とホップのような緑色の雌花序をつけます。
ミツバツツジ
外観
説明蕾の前に3枚の葉が出るのが名前の由来となっています。
関東から近畿の野山に分布しています。
花期は4〜5月。秋にも紅葉します。
クリ
外観
説明生野ボルダー周辺には、ニホングリなどが自生しています。
秋になると、イガのついたクリの実が岩場までの道に落ちています。
岩周辺にあるとトライ中に体に刺さったりするので、
もしあったらトライ前に周辺のイガ栗を除去しておきましょう。
ちなみに栗は湯がいたらちゃんと食べれます。

草 – GRASS

ツルリンドウ
外観
説明つる草の仲間になります。
木陰の地面をはうように生えてます。
花期は8月〜10月です。
淡い青紫色の小さな花が咲きます。
ジガバチソウ
外観
説明「似我蜂草」とも書きます。
高さが約10〜15cmぐらいの多年草です。
花期は6月〜7月です。
雑木林の山道で見かけます。
ギンリョウソウ
外観
説明花も茎も純白でユウレイタケとも呼ばれます。
6月の中頃、雑木林の落葉の下で見かけることができるかも。
ちなみにギンリョウソウは光合成をしない為、腐生植物となります。
栄養源は菌類から、吸収し成長していきます。
モウセンゴケ
外観
説明日の当たる野山の湿地に生える多年草の食虫植物。
花期は6月〜8月。葉っぱの表面に腺毛(せんもう)と呼ばれる毛がびっしりと生えています。
この部分で虫を捕らえるので、捕虫葉とも呼ばれています。

※生野ボルダーの気候と大地が植物の生命を育てています。自生の植物はそのままにしてあげてください。